美家古寿司改修

2007
Asakusa,Tokyo
54m2
Interior Design

浅草にある美家古寿司は、120年の歴史を持つ老舗の寿司屋で、現店主で5代目になります。常連客も多く浅草に来る度に代々伝わる江戸前の寿司に舌鼓をうつ客も少なくない。今回の改装は5代目になって初めての改装になりました。
既存店鋪の雰囲気も残しつつ、改装でこだわったのは、内装の建材の素材感とお客さまに店主(親方)の寿司を握る姿を如何にきれいに見せることにこだわりました。
親方は、一つひとつのネタにこだわりを持ち調理しています。そんなお店だからこそ内装素材にこだわりました。檜の無垢のカウンターを始め素材感を生かした本物志向の店鋪づくりに心掛けたのです。無駄な動きがない寿司職人の技を堪能しながらの食事は楽しいものです。
カウンター上の色使い豊かな暖簾は、この店の常連でもある俳優の中尾彰氏が描いたもので店内に彩りを添えています。

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