戸塚西口再開発 基本デザイン
2009
Totsuka-ku,Yokohama

+Oriental Consultants

戸塚は,古くから東海道の宿場町として栄えた街ですが、近年急速に市街化が進み、都市のインフラが追いついていないのが現状でした。1960年頃から再開発の計画はあったのですが,住民との調整等が進まず1990年にやっと東口の再開発が終了しました。その後も西口は以前進まず2002年にやっと具体的に動き出しました。2012年にその開発は概ね終了する予定です。

今回の西口の再開発の総面積は約4.3haで、交通広場の整備、共同ビルの建設、ホール,公共施設の建設等が計画されています。今回の整備では交通広場への主要なアプローチとなるデッキ、エレベーター塔、地上出入口,地下連絡通路等と多岐にわたり,基本デザインの提案からデザイン業務をお手伝いしました。いくつもの提案をする中で戸塚という歴史ある街とこれからの戸塚の進む街のイメージをどのように調和させていくかが,一つの課題となりました。そのそれぞれのデザインは横浜市が選任したのデザイン委員会で最終的に検討され、具現化されています。この開発がきっかけで戸塚に新しい風が吹くことを期待しています。

デッキ提案イメージ
地下通路提案イメージ

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