吾妻線第3橋梁景観設計
1997
Agatuma Bridge NO3/Gunma
橋長203m

八ツ場ダムに伴う、JR東日本の吾妻線付け替え工事一環で橋梁2箇所が架け替えになります。長野原草津口駅のそばに位置する第3橋梁は、アーチの中央吊材が特徴のある橋梁で、リズムをコンセプトにデザインしています。山間部から市街地にアプローチする中間点に位置するこの橋梁は期待感が徐々に高まる感情のリズムをデザインしたもです。こちらも鉄部は常温溶射を採用し、フリーメンテナンスを目標に設計を試みています。

2009年8月の民主党による政権交代で八ツ場ダムの先行きは不透明になりましたが、鉄道の付け替え工事は8割方完了しています。この吾妻の景観はどのようになるのでしょう。
2009.08現在施工中 2009.08現在施工中

橋梁データー
本橋はφ1400のコンクリート充填鋼管によりPC補剛桁を吊る、3径間連続複合構造中路形式(橋長203m、中央スパン159.5m)のアーチ橋である。並走する新国道のニールセンローゼ橋「めがね橋」との景観上の調和を考慮したデザインが採用されている。
(JR東日本旅客鉄道株式会社吾妻線付替工事パンフレット抜粋)

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